愛知・ソルトフライフィッシャーの奥村様より釣行レポート届きました!

愛知・ソルトフライフィッシャーの奥村様より釣行レポート届きました!

☆ここから~~~~

渓流シーズンが終わる頃、身近な海辺は釣りの最盛期を迎える。
まだ落ちきらないチヌ、落ち鮎にやる気スイッチ全開のシーバス、地域によっては青物の回遊も期待できるし、はるか南方から黒潮に乗ってやってきたメッキも広く太平洋側では活発にベイトを追うようになる。

そんな中、僕が夢中になっているメバルも産卵前の荒食いの季節となり一年で一番安定感のある釣りを楽しませてくれる。

メバル釣りといえば、ナイトゲームがメインで、それはそれはスリリングな釣りになると聞く。ルアーフィッシングではトップウォータープラグを使ったベイトフィッシュ着きのメバリングが最近は流行らしく聞いただけでもワクワクするシチュエーションだ。

しかし、そこはフライフィッシング。
せっかくのフライフィッシングだし日中、デイゲームで釣りたい。世界のソルトFFシーンの多くがデイゲームによる釣りを成立されている。
日本には近年チヌのサイトFFも盛り上がりを見せているが、もう少し身近な自分の生活圏内で楽しめないかと試行錯誤していくうちに
デイゲームメバルのフライフィッシングに辿り着いた。

ただ、この釣りは地域性が左右するのかもしれないと各地のソルト仲間の話を聞くにつれ感じているのも事実。
いや、まだ未開拓の釣りのためそう感じるだけなのかもしれないが、僕の自宅から近く港湾部では日中にメバルゲームが楽しめる。

メバル釣りは、とても渓流のフライフィッシングに似ている。
ヤマメが流れの筋をキッチリ流す必要に迫られるのと似てトレースするレンジをキープする必要に迫られる。
また、潮の満ち引きによって引き起こされる潮流が強すぎず弱過ぎず、そんな筋を見極める技量も要る。
そこでメバル達が日中に捕食しているのはアミやプランクトンがメイン、稀にベイトフィッシュ。冷え込んだ季節に起きるライズは、まさしくマッチザハッチのようにフライの選択を狭められる。
そこに、時にドリフトで、時にカディスのフラッタリングのようなトゥイッチを入れたり、
大胆に早引きしたりとメバルの活性や状態に合わせて釣りを展開していく。

ソルトウォーターFFにはオフショアのビッグゲームの魅力もあるけれど、こんなリトルゲームに僕はすっかり夢中にさせられてしまった。

釣行日は、10月半ばの雨が降ったり止んだりの肌寒い日。だが、海の中はまだ夏の名残を引きずっておりメバルのベストシーズンとは言いがたかった。
潮の状況は長潮で午前中にゆっくり満ちてくる上げ潮の釣り。
しかしこの日は潮流が安定せずメバルの活性も低かった。

そんな中で、WF-4S type3 のラインのおかげで潮流を把握しやすく、ポイントをランガンする事でメバルに会うことが叶った。
また、今回はHurstNativeをメバルゲームに投入してみた。
繊細なティップは予想以上ににクワセ調子的な役目を果たし赤ちゃんメバルのバイトまでしっかり拾えてしまった。
また、バットが♯4の割に強靭なので港湾部の釣りのみならずゴロタ場の大メバル狙いでこそ真価を発揮しそうだと感じた。

最後に、これか年明けぐらいまでは日本各地でメバルゲームが最盛期を迎えます。
日中メバルが成立する地は瀬戸内や九州の他にもまだまだあると信じたいですね。
しかし港湾部は漁師さんの仕事場です。前後にラインを飛ばすフライフィッシングは他の釣りよりもスペースを沢山確保するため、邪魔にならないようにくれぐれもお気をつけて楽しんでください。

ここまで☆~~~~

メバルゲームもいよいよ最盛期ですね!

まだまだ海でのフライフィッシングは全国的にもニッチなジャンルではありますが、特に海沿いにお住まいの方は、山にいかなくても近場でフライフィッシングを楽しめる、そんな気軽さが魅力だと思っております。

奥村さんがおっしゃるように、認知度が少ない分、他の釣りとの相性や釣り場スペースは考えないといけませんが、そこさえできれば、他の釣りと同様におもいっきり楽しめる釣りだと思いますので、ぜひみなさん一度チャレンジしてみてくださいね♪

とはいえ、僕も今年の夏に2度ほどナイトゲームしてみましたが、チーバス1匹の惨敗でしたw 今後教えてもらいます!

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