難しくないフライフィッシング 「その2 ~ピックアップ&レイダウン~」

おはようございます。
森本です。

「難しくないフライフィッシング」
その1 ~釣り具の説明~
その2 ~ピックアップ&レイダウンについて~
その3 ~ロールキャストについて~
その4 ~フィッシング(ドライフライ)~
その5 ~フィッシング(ルースニング)~
その6 ~魚のリリース方法~
その7 ~釣り場の紹介~

本日より2話続けて、フライフィッシングの醍醐味であるキャスティングについて解説させていただきます。

フライフィッシングを始めたい!と思われる方はフライフィッシングのどこに惹かれたのかと聞かれると「キャスティング」と答える方がかなりの数を占めるのではないでしょうか?

フライのキャスティングは他の釣りにはない独特の格好があります。
試しに一度やってみたい! と思う人も多いですよね。

でも、同時に自分にできるんだろうか!? と不安にもなります。
初めてフライフィッシングに行って、とりあえずロッドにラインを通したものの、、、その後がどうしたらいいんや… と一人で行ったら絶対なりますw

なので、初めてのキャスティングは必ず誰かに教えてもらいましょう。

 

今回は

「難しくないフライフィッシングその2 ~ピックアップ&レイダウンについて~」

です。

「ピックアップ&レイダウン」なんて言うと難く聞こえますが、よく動画で見かけるあの「投げ方」です。

 

これだけ見ると、簡単にできそうな気がしますよね!?(笑)
でも、やはりそこは少しコツがいります。

 

[コツ その1] 事前にフライラインの長さを調整する。

ピックアップレイダウンを始める前に、予めフライラインをロッドの先端から出しておく必要があります。
目安はロッドの3倍程度の長さを出しておきましょう。

 

[コツ その2] ピックアップ&レイダウンの動作

ピックアップ&レイダウンの動作を絵にしましたのでご覧ください。

絵の①~③の動作でピックアップ&レイダウンは成り立ちますが、それぞれ少しコツがいります。

①の動作:
出ているラインを跳ね上げるように肩を使ってロッドを勢いよく上げます。
肩を上げる角度は90度になるくらいまで上げます。(肩が90度くらいになったところでピタっと止めます。)
こうすると、ラインが自分の後方に流れていきます。

②の動作:
肩を止めた後、ラインが後ろに伸びきったタイミングで、ロッドを勢いよく振り下ろします。
時計で行くと2時くらいの角度まで振り下ろします。
こうすると、ラインが前方に流れていきます。

③の動作:
ラインが伸び切ったタイミングで、体と垂直になるまでロッドを下げます。
これでライン&フライともに前方に綺麗に流れていきます。

[コツ その3] 手首を固定した状態でキャストする。

フライのキャスティングにおいて、手首を使うことはほとんどありません。
金槌をたたくときのように、固定して投げるようにしましょう。
手首を使ってしまうと、キャストはうまくいきません。

 

[コツ その4] 余計なラインは出さずリールに格納しておく。

余計なライン出す必要ありません。リールにしまっておきましょう。

※慣れてきたら余計なラインを出していても、空いている方の手で持っておけばOKです。

 

いかがでしたでしょうか?

この「ピックアップ&レイダウン」はキャストの基本中の基本であり、逆に言うとこれさえできれば釣りが成り立ちます。
よく動画で見るフライフィッシングも、90%は「ピックアップ&レイダウン」からキャストが始まっています。
(ただ、フライのキャストにはいろんな形がありますので、100%ではないです。)

管理釣り場なら、ピックアップ&レイダウンだけで十分に魚が釣れるところがほとんどです^^

ぜひ覚えてみてくださいね!

 

 

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