「難しくないフライフィッシング その4 ~フィッシング(ドライフライ)~」

おはようございます。
森本です。

「難しくないフライフィッシング」
その1 ~釣り具の説明~
その2 ~ピックアップ&レイダウンについて~
その3 ~ロールキャストについて~
その4 ~フィッシング(ドライフライ)~
その5 ~フィッシング(ルースニング)~
その6 ~魚のリリース方法~
その7 ~釣り場の紹介~

前回までは、フライのキャスティングについて解説させていただきました。今回より、いよいよ実際に魚を釣り上げる「実釣編」です。

フライフィッシングの釣り方には様々あって一言では紹介しきれないのですが「難しくないフライフィッシング」では、最も一般的な2種類の方法をご紹介させていただきます。

今回は、そのうちの一つでフライフィッシングの代名詞、ドライフライ(水面に浮くフライ)フィッシングを紹介します。

題して
「難しくないフライフィッシング その4 ~フィッシング(ドライフライ)~」
です。

まず、ドライフライとはどんなフライか? 広く使われている代表的なものを例にとり説明させていただきます。

[例1] パラシュートアダムス

一年を通してよく釣れるフライです。
特定の昆虫を模したフライではないですが、魚にとっては季節により様々な昆虫に見えるので、汎用性の高いフライです。
また、ウイング(画像のフライだとピンクの部分)が派手な色になっているものが多く、遠くからでもよく見えるため扱いやすいフライです。
ドライフライフィッシングをする際は必ず持っておきましょう。

[例2] エルクヘアカディス

トビケラの成虫を模したフライです。
季節を問わず釣れますが、もっとも有効なのは春から夏にかけて。特に朝・夕によく使用されます。
ウイングが白い大きく作ってあるものが多く、魚へのアピール度は抜群です。最もよく利用されるフライの一つです。

 

タックルについては、ドライフライフィッシングの場合、基本のもの(こちらで解説)でOKです。
キャストはピックアップレイダウン(こちらで解説)でOKです。

 

キャスト後、フライが水面を漂います。
この際、釣れるためのポイントはいろいろありますが、管理釣り場での釣りを前提にすると最低限気を付ける点は一つだけ、、、

着水後にフライが糸と絡まないようにしてください^^;  ↓こんな状態

この状態では、魚は食いつきません。(ラインが丸見えなので)

よい例は、以下画像のように、糸が絡まないようティペットがまっすぐに伸びている状態です。

 

キャストがうまくいき、本物の虫のように水面を漂う姿を演出できれば、魚がフライに食いつくようになります。

 

また、魚が食いついてからどうすればいいのか?

「アワセ(魚の口に針をかける動作)」を行います。アワセはロッドを振り上げて、ラインをピーンとはる動作です。
※あまりアワセが強すぎるとティペットが切れてしまいます。

魚が食べるシーン:

アワセシーン:

 

※アワセのタイミングは魚がフライを食べてから2秒程度待ってからアワセてみてください。(状況にもよります。)

アワセの後はどうするか?

ラインをたぐり寄せて魚をネットインします。

 

右利きの人の場合、右手でロッドを持ち、右の人差し指でフライラインを固定しながら、左手でフライラインを引っ張ってたぐり寄せます。

 

いかがでしたでしょうか?

この「ドライフライフィッシング」は、魚がフライに食いつくシーンが直接目視できるので、非常に楽しい釣り方でもあります。
スタートアップの釣り方としてはキャストの練習にもなりますし、魚が食いつくシーンはエキサイティングで盛り上がりますよ♪

ただ、特に真冬の寒い時期、真夏の暑すぎたり、水温が安定しない時期にはドライフライに無反応なことが多いで、その際はドライフライフィッシング以外の釣り方で遊ばれることをオススメします。

river peakでも質問受け付けておりますので、お気軽にご質問くださいね♪

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